おひさでぇす | 総君の菜の花日記

おひさでぇす

愛知の協議会に派遣されてる原ですm(__)m

え~このブログ立ち上げた張本人ですが、最近サボって(ブログをですよ)ました。


協議会のほうはなかなか盛況というか、藤井さんからこれまでの日本における菜の花エコの経緯の説明があり、こういう気持ちで立ち上げ、これまで走り続けてきたということがよくわかりました・・・っていうか初めて聞いたって顔の県の職員さんたちとか、なんでここに呼ばれたんだろう??って顔の委員さんたち、わかってくれたかな?


もう一度初心に帰って、説明しますと、最初は琵琶湖の水を守ろうという主婦の願いから、使用済みてんぷら油の回収をはじめたことなんですね。それがいろんな経緯を経て、今また 廃てんぷら油はごみではなく油田なんだという理念のもとに、菜の花エコが発展してきているのです。


菜の花のヴァージンオイルからディーゼルをつくるものひとつのやり方ではありますが、大切なことはごみを出さない社会を作ることなのではないでしょうか?これが、一主婦の代表として、子供たちに住みやすい環境を手渡していこうと努力されている藤井さんの目指すところなのだと思います。


各家庭において、ひとりひとりが考え、努力し、コミュニティの中で協力することによって初めて成り立つことですね。これは大変なことだと思います。単身家庭が多くなってきて、特に地域とのコミュニケーションをとることを知らない若い世代が増えてきている昨今の日本において、コミュニティ内での協力というのは、菜の花エコだけでなく、さまざまな問題の解決の糸口になるような気がします。


さて、テーマの「ディーゼルつくりました」ですけど、作ったんですよ。しかもペットボトルの中で手作りで!!!


滋賀県水口でこういう会があると、ある環境系メーリングリストでしり、参加してきました。

ペットボトルに食用植物オイルをいれ、約60度にあたため、そこに触媒となるエチルアルコールと水酸化ナトリウムを混ぜた液体を加えシャッフルするだけです。


ただし、混ぜる間温度を60度前後に保つため、時々湯煎にかけながらの肉体作業(**; 

結構ハードでした。でもちゃんとみんな(参加者約10名)ディーゼルができたんですよ。出来上がったものをボトルに入れると、上にディーゼル、下に赤っぽい色のグリセリンが分離して溜まります。


これだけなら、すごく簡単っぽいですけれど、きちんとやり方を理解している指導者がいての実験ですから、皆さん勝手に作ろうなんて思わないでくださいね。(分量かいてないのはそのためですよん)


指導してくださったパクさんありがとうです。

明日(20日)には、作ったディーゼルとグリセリンの分離とかその他の実験があるらしく、ペットボトルでディーゼルつくる講座その2があります。また、滋賀まで行ってきます。今回は名古屋港菜の花エコプロジェクトのドン柿内氏も参加するかもしれません。


パクさんの車は100%BDFで走ってます。とても静かで排気ガスは食べ物やさんの換気扇から出てくるにおいですね。燃費も結構いいらしいです。

BDFとかグリセリンとかは、内燃機関の表面に付着してルーブリカントのような作用をするらしく、一般に売られている燃費をあげるだとか音を静かにしてエンジンを守るとかうたっている添加剤の原料となっているらしいです。へ~、へ~、へ~・・・って感じでした。


ただし、親油性が高いので、こびりついた汚れとかも溶かしだしてしまうため、これがフィルターを詰まらせる原因になるのだそうな。いいような悪いようなですね。


原油価格が上がってきていますし、BDFの利用が促進されるといいのですけれどね。