菜の花プロジェクトとの出会い | 総君の菜の花日記

菜の花プロジェクトとの出会い

ブログのタイトルになってて、縁の下の力持ち・彼女募集中の総君です(^ο^)v 多くの方に菜の花日記を見ていただき大変感謝しています♪

私が菜の花プロジェクトを始めたきっかけですが、同じ会社の方から声をかけていただいて活動することになったのですが…それが

K氏「おい!この日休み取れるか?」
総君「たぶん大丈夫だと思います。何かあるんですか?」
K氏「滋賀県の彦根の方へ行くから」
総君「はー。わかりました。」

結局、何をしに行くのかわからないまま彦根の方へ向かったんです。そして着いた先は、滋賀県の東部にある愛東町役場。この町は、平成10年から日本で初めて「菜の花エコプロジェクト」に取り組んでいます。K氏が事前に同町産業振興課の職員とアポを取っていたらしく、愛東町での菜の花エコプロジェクトについてお話を伺うことになったんです。

愛東町では、
①遊休地を利用して菜の花を栽培
②成長した菜の花から「なたね」を取り出す
③「たなね」から菜種油を作り販売する
④家庭やレストランなどで調理に使用した後の油(廃食油)を回収
⑤廃食油から軽油に代わる燃料(BDF)を精製
⑥役場の公用車にディーゼル燃料として使用

つまり、菜の花の栽培から始まって、最後は軽油に代わる燃料になるとは!びっくりしちゃいました。しかも調理に使用した後の油を精製すれば車が走っちゃうんですから!!驚きです。しかも、ディーゼル車からの排気ガスで問題になっている有害物質が全く発生しないんだって。

BDFを給油して走行すれば二酸化炭素(CO2)が排出されるんですが、菜の花が成長する際にCO2を吸収しており、その分を空気中に排出されるだけなので、CO2の量は±ゼロだそうです。軽油(化石燃料)は地中深くに眠っていてCO2を吸収しておらず、それを掘り起こして軽油にしてCO2を放出しているから地球温暖化に拍車をかけることになるんだって。

今は、名古屋で「名古屋港菜の花エコプロジェクト」を立ち上げて活動してます。種を植えた菜の花が春には満開になってほしいなー。